アーネスト・ヘミングウェイは「老人と海」などの小説で有名な作家です。1954年にノーベル文学賞も受賞しました。
そんな誰もが知っているヘミングウエイの、あまり知られていない事実をいくつか紹介します。
目次
1.「娘がほしかった母親にピンクのドレスを着させられた」
ヘミングウェイの母親グレースは、性格に少し問題がある人でした。
たとえば、グレースは実は息子ではなく娘が欲しかったようです。そのため、ヘミングウエイに花柄のピンクのドレスを着せ、女の子の名前(エルネスティーン)で呼びました。
2.「ノルマンディー上陸作戦に参加して勲章をもらう」
ヘミングウェイは、第二次世界大戦の「ノルマンディー上陸作戦」に参加し、勲章をもらいました。
ヘミングウェイは、ドイツ軍のトーチカに3個の手榴弾を投げ、何人ものSS将校を倒しました。その活躍を認められ、ブロンズスターメダル(Bronze Star Medal)が与えられました。
ランボーぶりの活躍ぶりですね・・・・。
そのほかにも、ヘミングウェイは第一次世界大戦やスペイン内戦にも参加しています。特に、第一次世界大戦では迫撃砲で足に重傷を負っています。
3.「孫が同じ日に自殺」
By Sabonarola at en.wikipedia) – 投稿者自身による作品 (Sabonarola at en.wikipedia))
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ヘミングウェイの孫は、女優のマリエル・ヘミングウェイとマーゴ・ヘミングウェイです。
残念なことに、1996年、マーゴ・ヘミングウェイは祖父が自殺したのと同じ日に自殺しました。
4.「飛行機事故に連続して遭遇」
ヘミングウェイはアフリカで休暇中、飛行機事故に何度も遭いました。
1つは、滑走路を走っているときに、飛行機に火災が起きました。ヘミングウエイは閉まったドアを開けるため、自分の頭をハンマーのようにして叩きつけました。
死亡記事も出るくらいだしたが、生き延びました。
5.「立って小説を執筆」
ヘミングウエイは、立って小説を執筆するのが好きでした。ときには、何時間も立ったままで小説を書きました。
6.「『誰がために鐘は鳴る』を執筆直後、400匹のウサギを狩る」
ヘミングウエイは『誰がために鐘は鳴る』の執筆が終わった直後、3人目の妻と2人の子どもを連れて狩りに出かけ、1日で400匹のウサギを狩りました。
7.「プロの漁師」
ヘミングウエイはプロの漁師でもありました。
1938年には、一日で7匹のマカジキを捕まえ、世界記録を樹立しました。
ヘミングウエイは、魚に群がるサメをマシンガンで追い払っていました。これもワイルドですね・・・。
8.「多指の猫を好む」
ヘミングウエイは猫好きで、特に、多指の猫(指が6本)を好んでいました。ヘミングウェイは「幸福を呼ぶ猫」だと信じていたそうです。
最終的に、50匹の猫が家にいました。
現在では、多指の猫は「ヘミングウエイの猫(ヘミングウェイ・キャット)」と呼ばれています。
via:Facts About Ernest Hemingway / ヘミングウェイが愛した島に6本指の猫がたくさん住んでいた!