クリント・イーストウッドは、映画『ダーティー・ハリー』などに出演したアメリカを代表する有名俳優です。
さらに最近では「映画監督」としても大活躍しています。
日本でもファンが多いでしょう。
そんなクリントイーストウッドですが、案外知られていない、意外な特徴や経歴をいくつか紹介します。
目次
1.「馬に乗るのが大の苦手」
これは皮肉の皮肉ですね。
というのは、クリント・イーストウッドは、ジョン・ウエイン以来の、カウボーイ役を多く演じてきた役者の代表だからです。
しかし、実はクリント・イーストウッドは馬に乗るのが大の苦手です。
2.「犬と猫が大の苦手」
クリント・イーストウッドは犬と猫も大の苦手です。
その代わり、クリントイーストウッドはヘビが大好きです。かつては13匹のヘビを飼っていたこともあるそうです。
3.「「アクション」と絶対に言わない」
たいていの映画監督は、撮影に入る瞬間、「アクション」と言います。
しかしクリント・イーストウッドが監督をする場合「アクション」とは絶対に言いません。
代わりに言うのは「OK」です。
4.「プロ並みにピアノが上手い」
クリントイーストウッドは、我流でピアノを勉強し、腕前はプロ並みです。小さい時からピアノを弾いていたそうです。
自身の映画の曲も作曲/編曲しているそうです(『ミスティック・リバー』、『ミリオンダラー・ベイビー』、『グラン・トリノ』)。
5.「スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスより監督作品が多い」
クリント・イーストウッドは、実は多作の監督です。約40年間、現在にいたるまで、映画を撮り続けています。
1990年だけでも、16の映画を撮っているのです。
6.「ビーガン(菜食主義者)」
クリント・イーストウッドは何を食べるでしょう?
ビーフジャーキー、レアステーキ、ブラックコーヒーでしょうか?
違います。彼はビーガンなのです。
インタビューでは、毎日、フルーツ、野菜、豆腐、豆製品を食べるようにしていると答えています。
7.「マイケル・ムーアを殺そうとした」
クリント・イーストウッドは、以前、「マイケル・ムーアがカメラを持って家にやってきたら、殺すだろう」と言っています。
これは、マイケル・ムーアの映画『ボーリング・フォー・コロンバイン』で、クリントン・イーストウッドの友人のチャールトン・ヘストンへのインタビューについての冗談です。
聞いた人たちは、笑い声をあげました。しかし笑い声が静かになると、イーストウッドは「本気だよ」と言ったそうです。
8.「のどぼとけ」が大きくて役者をクビになったことがある
クリント・イーストウッドは、1950年代初期、ユニバーサルスタジオと若手の役者として独自に契約しました。
毎週75ドルの給与をもらう契約でした。
ある日、監督は彼の大きな「のどぼとけ」に気が付きました。そしてそれが理由で彼をクビにしました。
ちなみにクリント・イーストウッドの仲間、バート・レイノルズも、同じ監督に同じ日にクビにされたそうです。
9.「最初の出演作品は『半魚人の逆襲』。クレジットに名前は出なかった」
1955年、クリント・イーストウッドは映画デビューをしました。
出演した映画は、低予算のホラー映画『半魚人の逆襲(Revenge of the Creature)』でした。
これは前年にヒットした『大アマゾンの半魚人』の続編です。
クリント・イーストウッドは、白いコートを着て、研究室のアシスタントを演じました。
映画のクレジットにクリント・イーストウッドの名前は出ませんでした。
10.「イタリア語が流暢に話せる」
11.「狩猟が嫌い」
クリント・イーストウッドは、ハンターが嫌いです。なぜなら、理由もなく動物を殺すのが好きではないからです。
12.「タバコを吸わない」
クリント・イーストウッドは、しばしば、映画でタバコを吸うキャラクターを演じています。しかし現実では一切タバコを吸いません。
13.「最年長でアカデミー監督賞を受賞した」
クリント・イーストウッドは、2004年に、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー監督賞を受賞しました。その時彼は74歳でした。
これはアカデミー監督賞を受賞した最年長になります。
14.「バットマンの「悪役」を演じる予定だった」
1968年のバットマンのテレビシリーズで、クリント・イーストウッドは「悪役」を演じる予定でした。
しかし残念ながら、直前になってキャンセルになったそうです。見てみたかった気もしますね。