私たちは人工のスケートリンクのおかげで、夏でも快適にスケートをすることができます。
しかし、1844年にロンドンで作られた最初のスケートリンクは、現代のスケートリンクとは少し違いました。ひどい異臭がしていたそうです。なぜ異臭がしていたというと、氷の代わりにある代用品が使用されたためでした。
氷の代わりに使われたのは「豚の脂」
その代用品とは、「豚の脂」だそうです。ラーメンやチャーハンなどに使われるラードですね。
当時は人工的に氷を作り、それを凍ったままにしておく技術がなかったため、代用品として使用されたそうです。
当然、特に夏は異臭がひどかったようです。そのため、このスケートリンクはオープンから数か月で閉鎖してしまったそうです。
しかし、それから数年で技術が発達し、1876年には、本物の氷でできたスケートリンクがロンドンにオープンしたそうです。
豚の脂で滑るスケートリンクなど、想像しただけで恐ろしいですね・・・。
via:The First Artificial Skating Rinks Looked Pretty But Smelled Terrible